エゾ鹿が作った獣道を辿って湖岸へ向かう。
獣道の上にはエゾ鹿の糞がそこかしこに落ちていて、日が経って白っぽく乾燥したものや、つい今朝方に産み落とされたばかりと思しきナマっぽい物もあることから、エゾ鹿達は頻繁にこの道を利用していると思われるのだけれど、この辺りでエゾ鹿の姿を見たことは一度もない。

エゾ鹿に表皮を齧り取られた樹木が何本もあった。

毛が大量に落ちていた。
フライのマテリアルとして売っているディアヘアとは違って、柔らかな毛。
鹿の糞を踏まないように気を付けながら歩を進めて湖岸に到着。
湖岸に着いて早々、目に飛び込んできたものは……
白いティッシュが添えられた人糞であった…
野グソが悪い事だとは思わない。私も我慢できずにやってしまった事はある。
しかし野グソにも「お作法」というものがあるのだ。
このポイントに入る釣り人の多くが利用するであろう獣道を降りて到着した湖岸のすぐ傍。なんだってこんな人の目につく場所でするのだろうか。大抵の人は汚物なぞ見たくはない。野グソと言えども他人への配慮は必要だろう。藪の中など誰の目にも触れない場所でするべきなのだ。
そして拭いた紙は自分で処理しなくてはならない。水に溶けやすいトイレットペーパーならまだしも、ティッシュは長く残り続けるので捨てていってはならない。でも汚れた紙を持ち帰る事は難しい。ではどうすべきかと言うと、その場で焼いてしまうのが手っ取り早い始末方法だ。

さてさて、かなり変な方向へ話題を持って行ってしまいました。何故ならボだったからです。今シーズンも初支笏湖はボウズで開幕です。5時間ほどひたすらキャスト&リトリーブを繰り返しましたが、アタリ一つ有りませんでしたよ。
ちなみにこの日の支笏湖の水温は5.5度。曇天で時折小雨がパラつく天気。結構風がありましたが波はあまり立ちませんでした。今日は30度超の真夏日を観測した所もあったようですが、ここ北海道からはまるで別世界の話題。